ニッケイ新聞 2009年6月6日付け
サンパウロ日伯援護協会総合診療所(サンジョアキン街381、文協ビル一階)は十五日から七月三十一日まで、月間専門科別人間ドック「泌尿器科チェックアップ」を実施する。主に、四十歳から七十歳までの男性が対象。
四日午前、坂和三郎副会長、坂野アキオ泌尿器科専門医師、藤井勉・日伯友好病院技術部長、川守田一省広報渉外室長が案内のために来社した。
坂野医師によれば、前立腺のガンは、男性が最もかかりやすいガンのうちの一つ。前立腺の肥大やガンの頻度が高まり、進行も早くなる四十歳以降は、年に一度の検査を勧めている。
「特に家族や親戚に罹っている人がいる場合は、要注意。予防・早期発見は大事です。この機に健診をしましょう」と呼びかけた。
坂野、金城ヒデキ両泌尿器科専門医師が担当する。検査は診察、触診(前立腺)、腎臓、尿路と前立腺の超音波検査、血液検査、尿検査、PSA(前立腺)、クレアチニン、尿素など。その他、医師によるアドバイスも受けられる。診察時間は、一時間程度。
通常料金は七百八十二レアルだが、この期間のみ特別料金四百十一・二五レ。上記検査のほかに追加検査がある場合も、割引料金となる。なお、すでに割引しているため援協会員割引、医療保険は適応外。
健診は予約が必要。電話(11・3385・6600)まで。