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59年6月のあふりか丸=渡伯半世紀の同船者会=28日

ニッケイ新聞 2009年6月5日付け

 一九五九年六月二十五日にサントス港へ到着したあふりか丸の同船者会が、二十八日午前十一時よりリベルダーデ区の「美松」(ガルボン・ブエノ街475番)で開かれる。世話人の山下芳夫さん(73、長崎)が一日に本紙を訪れ参加を呼びかけた。
 同船で渡伯した移住者は約四百人。山下さんは「皇太子さま(当時、現天皇陛下)の結婚式をTVで観てからブラジルにきました。沖縄の人や、花嫁移民が多かった」と思い出を語る。
 同船者会が開かれるのは約三十年ぶり三回目。前回は沖縄県人会館で開催し、三十人程が集まったという。
 同船での移住者は今年、渡伯五十周年。節目の年の同船者会開催にあたり、山下さんは広く関係者の参加を呼びかけている。
 会費は実費。問い合わせは山下さん(11・3159・8264)または山崎登起雄さん(11・2203・9560)まで。