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ユタテ・ゴールデンショー=アンコールに応えて=文協大講堂で2回公演=31日

ニッケイ新聞 2009年5月20日付け

 移民百周年を記念して昨年十一月に初の歌謡ショー『ユタテ・ゴールデンショー』を開催した総合音楽プロダクション「ユタテ・レコード」(松岡伸雄社長)が、「もう一度――」との声に応えてアンコール公演をすることが決まった。三十一日午後一時と午後六時からの二回公演を文協大講堂(リベルダーデ区サンジョアキン街381)で行う。
 同ショーは二〇〇七年、同レコードの誕生とともにCDデビューした中村由美さん、北條美咲さん、宮城愛子さん、伏見まりさん、西川正さんの専属歌手五人の初公演として、四日間で計八回の公演を行い、約千五百人の観客を動員した。
 案内のために来社した松岡社長は、「昨年の公演では、〃コロニアでこんなに立派なショーができるなんて思ってもみなかった〃と言われ大好評だった」と笑みを浮かべ、「プロとしてもっと立派なショーにしたい」と張り切っている。
 アンコール公演は、内容にはほぼ手を入れずに歌、ダンス、コーラス、太鼓、三味線、劇団新波による移民劇など、充実した二時間半のプログラムを用意。全て日本語で行われる。
 専属歌手の五人は現在、初公演の映像を隅々まで研究し猛特訓中だ。「歩き方や表情一つに気を使い、よりプロとして完璧なショーに近づくように頑張っている」
 「特に一世の方にも見てもらいたい。一度見てくれた人にはもう一度、まだ見てもらっていない人はぜひこの機会に」と呼びかけた。
 入場料は一人二十レアル。問い合わせは同レコード(11・3209・0058)まで。

ゴールデン・ショー=DVD発売中

 総合音楽プロダクション「ユタテ・レコード」(松岡伸雄社長)は昨年十一月に開催した『ユタテ・ゴールデンショー』のDVDを販売している。
 一枚三十レアルだが、三十一日に文協大講堂で行われるアンコール公演で、特別二十五レアルで販売する予定。