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ブラジル産オリーブ油=来年からお目見え=リットル当たり15レアル

ニッケイ新聞 2009年5月16日付け

 ミナス州マリア・ダ・フェ市のEpamig(ミナス農産加工)は十一日、気候の問題がなければ、二〇一〇年からミナス州産純オリーブ油の出荷が始まると発表したことを十二日付けヴァロール紙が報じた。
 これまでは試験期間として、手動式搾油機でオリーブ油を生産していたが、今度はイタリアから十三万二千レアルを投じて、搾油機を輸入した。一時間に百リットルを搾油する。品種は、グラッポーロとアスコラナ、アルベキーナの三種。
 同社は五十家族と栽培契約を交わし、農業協同組合を設立する考えだ。植付け費用は、ヘクタール当たり二万レアル。四年目から収穫が始まる。市販価格は、純オリーブ油でリットル当たり十五レアル。一ヘクタールから十トンの油が取れる。
 実で収穫すると、ヘクタール当たり二トン。総収入は、三万レアル。人件費三千五百レアルを差し引き、純益二万六千五百レアル。生産樹齢は五十年。酸度は〇・三%から〇・七%とされる。

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