ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

伯銀新体制が始動=銀行に新しい役割が加わる

ニッケイ新聞 2009年4月30日付け

 ブラジル銀行は二十八日、アウデミル・ベンジーニ新頭取のもとに新体制をととのえ、政府の要請に応えたクレジット供与に拍車をかけていると二十九日付けエスタード紙が報じた。
 同行が力を入れているのは、簡易住宅ローンと生活家電ローン。金融危機の影響を少しでも和らげるのが至上命令だ。貯蓄預金ポウパンサを財源とする不動産ローンは長い間、温めるだけで始動しなかった。
 それが新頭取の下で、簡易住宅計画のエンジンがかかった。さらにFGTS(勤務年限積立金)の五億レアルも、援軍に加わった。それで足りない場合、同行の留保金も使う。同行は今、三最賃クラスの住宅購入希望者の資産分析を始めた。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button