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遺伝子組み替え=15種試験栽培を許可=試植販売で認可待ち続々

ニッケイ新聞 2009年4月28日付け

 バイオ保全委員会(CTNBio)は十六日、遺伝子組み替え(GM)種子十五種の試験用栽培を許可と発表したことを十九日付けヴァロール紙が報じた。販売は、まだ許可されていない。
 十五種のうち十二種は、大豆やトウモロコシや綿などでモンサント社の製品。サトウキビでは、モンサントがヴォトランチンから購入した糖分の多い品種がある。
 CTNBioには四十五種の許可申請が出ていたが、残る三十種は要求水準の説明不足で認証に至らなかった。さらに十二種の販売許可申請がある。十六日の委員会では多地域試植による自動的認証の導入を示唆した。