ニッケイ新聞 2009年4月18日付け
水彩画グループ「ウニベルソ・ダ・アクアレーラ」(小松レジーナ代表)による慈善バザーが二十四日午前十時半からブラジル滋賀県人会館(アクリマソン区ブラス・クーバス街415)で開催される。
同慈善バザー「SOSクルトゥーラ2009」はサンパウロ商業協会、滋賀県人会などが後援。
十七の出店者により絵画や衣類、鞄、陶器、七宝焼、宝石、石鹸やお菓子なども販売される。水彩画と折り紙のワークショップも実施するほか、会場では日本食、ブラジル食も販売する。
同グループによる慈善バザーは初の試み。会場となる滋賀県人会の山田康夫会長は「会の活性化につながれば」と期待を表わす。
「ウニベルソ・ダ・アクアレーラ」は毎年十一月の「水彩画の日」にあわせて展示・ワークショップなどを行なっている。今年は「文化と生活の質向上」をテーマに学校関係者や父母向けのイベントなども企画しており、その資金集めも目的としている。
そのほか、バザーの収益からサンタクルス病院、リベルダーデ・ロータリークラブ、コーラスグループ・パイネイラ、滋賀県人会などに寄付を行なう予定。
案内に訪れた同グループの脇坂グラシエラさんは「気軽に足を運んでほしい」と来場を呼びかけた。
問合わせは小松代表(11・9602・4152)または脇坂さん(9586・4460)まで。