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【出版】=日系キリスト教紹介誌=ポ語版も年内に発行へ

ニッケイ新聞 2009年4月9日付け

 ブラジル日系キリスト教連盟(斉藤斉理事長、傘下百十六教会)は三月、『ブラジル日系キリスト教紹介誌』(日本語版、一千部、二十レアル)を発刊した。
 昨年のブラジル日本移民百周年を記念したもので、ポルトガル語版は今年中の発刊を目指す。
 ブラジル福音ホーリネス、自由メソジスト、アライアンス・キリスト宣教教団、ホサナ福音教団などに分け、百近い教会の所在地や歴史、活動内容や牧師らが、写真とともに紹介されている。
 なお、パラグアイやアルゼンチンに関しても頁を割いている。
 編纂委員長を務めた長田光夫牧師(75、山口)は、「今までこのような本はなかった。ブラジル全土のプロテスタント系の教会はほぼ網羅できたのでは」と胸を張る。
 本発行の計画は〇五年から始まった。「各地方との連絡に手間取ったが、編纂作業のなかで、学校を経営しているマナウスの教会などの活動ぶりを知ることができた」と話す。
 購入を希望する方は、長田(11・2979・0598)、黒木(5012・5002)、徳植(5017・3406)まで。なお、リベルダーデ区の太陽堂(11・3207・6367)で販売している。