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神谷市議に未申告の邸宅=サンパウロ州検察局が捜査開始へ

ニッケイ新聞 2009年4月9日付け

 昨年十月の統一地方選で四度目の当選を果たした神谷牛太郎サンパウロ市議(DEM)に資産の申告漏れがあったとして、サンパウロ州検察局が捜査に乗り出す方針だ。エスタード通信など各メディアが報じている。
 神谷市議が選挙高等裁判所に対し、聖北セーラ・ダ・カンタレイラにある邸宅を申告していなかった疑い。バンデイランテスTVの報道により発覚した。資産価値は百万から六百万レアル以上まで、伯メディアの報道により異なる。
 神谷市議は昨年の市議選立候補時、選挙高裁に自身の資産としてサンパウロ市のマンションと車など十九万八千レアルを申告していた。同市議は同TV局の取材に対し、邸宅が自身のものと認め、名義はクニャードのものになっていると答えた。
 エスタード通信によれば、検察局は来週初めにも同市議を呼んで事情を聞く考えだ。