ニッケイ新聞 2009年3月4日付け
静岡県人会では昨年の総会で、鈴木静馬会長が病気を理由に辞任した。本来は今年まで任期があったため、杉本教雄氏がこの一年間「会長代行」を務めてきた。今回の選挙で、初めて正式に「会長」になった形だ。杉本会長に確認すると、昨年総会前に五島一成評議員長も亡くなり、以来その職は空席。「人数少ないから、なりたい人がいないんですよ」と弱った様子。会長は「代行」だし、評議員長は「空席」…。県人会とは理事会があれば動くものだと今更ながらに納得。
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八日に開催されるサンパウロ日伯援護協会「イペランジャホーム」の『ダリア祭り』で、援協が手配する往復バス六台の予約が満員御礼。地方からバスで繰り出す団体もあり、賑わいを見せそうだ。もちろん車での参加も可能。サンパウロ隋一といわれる数千本の色鮮やかなダリアを楽しんでみては?
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サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)の二月の定例役員会で、イタケーラ診療所の改修工事について、最安値の入札価格六十三万九千百五十六レアルを提示したPires & Toyota社に発注することが承認された。あとは、残り二百万レアルの募金活動に邁進するのみの援協。七月の完成が楽しみだ。