ニッケイ新聞 2009年2月20日付け
【静岡新聞】日本人とブラジル人の友好親善を図る「日伯交流協会」が十九日、静岡県浜松市中区のホテルで設立総会を開く。同市に事務局を置き、文化、スポーツなどの交流促進を軸に全国での活動を目指す。
日本ブラジル移民百周年で行われたさまざまな交流を今後も続けようと、日本、ブラジル両国の地元財界人、学識者ら四十人が発起人として名を連ねた。会長に川勝平太静岡文化芸術大学長が就任し、名誉会長に鈴木康友浜松市長、名誉顧問には伯日国会議員連盟の飯星ワルテル会長(在ブラジル)、鈴木修スズキ会長兼社長らを迎える。
理事を務める誠和企画代表取締役の小粥忠昭さんが十八日に市役所で会見し、「企業人がブラジル人社会とかかわることで、今後の交流の足がかりにしたい。交流イベント支援のほか、青少年の育成事業も行っていきたい」と話した。