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ニッケイ新聞 2009年2月19日付け

 和歌山県からブラジル視察に訪れた文化国際課の山田啓之さん。持参した名刺は、何と杉の香り漂う木目鮮やかなもの。林業が盛んな和歌山県の廃材を利用したリサイクル商品だとか。同県は昨年で研修制度を休止、「大きな産業がなく、研修生の受け入れ先も少ない」。登録されている県内ブラジル人は百四十人と少ないが、昨年に発足した中南米交流協会とタッグを組み、十月の県人会創立五十五周年を機会に活性化して欲しいもの。ブラジルも植林が盛んだし、林業研修を始めては!?
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 和食は食べたし、お金は惜ししー。梅雨のような天気から一転、真夏日が続くと、日本食が恋しくなる。ただ、問題は値段…という人には、リベルダーデの『すずらん』(グロリア街234)がお勧め。牛丼、冷やし中華、カレー、うどん、日替わりでコロッケ、グラタンなどが十五レアル以下で食べられる。お茶は無料。日系女性二人が切り盛りし、味もなかなか。寿司、ブラジル食レストランとの三軒共同の食プラザのため、グループで行っても安心だ。
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 キャノン子会社のオフィス用プリンター製造「長浜キヤノン」(滋賀県長浜市)は十七日、生産量の大幅な落ち込みを受け、請負会社との契約を順次打ち切ると発表。中日新聞などが報じた。請負会社の社員約千人が影響を受ける見込みで、その四割がブラジル国籍などの外国人だという。多くの失業者が溢れる中、まだクビ切りは終わらない。デカセギ天気予報はまだまだ雷雨が続きそう。