ニッケイ新聞 2009年2月7日付け
ロウセフ官房長官が五日、米月刊誌「フォーリン・アフェアーズ」二月号のブラジル特集にスターのごとく登場と六日付けエスタード紙が報じた。二〇一〇年の大統領選では、立候補の可能性が高い人物として紹介。
歴代のブラジル大統領で、ルーラ大統領ほどエタノールの重要性を強調した者はいなかった。そのエタノールの勃興を演出したのが、この人「ジウマ・ロウセフ官房長官」だという。同特集は、公社や公共工事の下請け大手によって資金カンパが行われた。
ロウセフ長官に大統領候補の教育が始まった。トカンチンス川発電所竣工式では、ルーラ大統領の演説原文を棒読みにした。〝セニョーレス・エ・セニョーラス〟が〝コンパニェイロス・エ・コンパニェイラス〟に入れ替わった。