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家畜飼育環境=養鶏に環境規則が=EUが輸出国へ今年中通告

ニッケイ新聞 2009年2月5日付け

 ベルギーで開催されたブロイラーと採卵鶏を含む家禽の飼育環境会議が理想的環境と広さを規格化し、EUが養鶏家や畜産業者に義務づける計画であることを農務省の農業共同組合局が三日、明らかにしたと四日付けエスタード紙が報じた。
 ブラジルから鶏肉や鶏卵、牛肉を多く輸入するEUは〇九年中、一平方米の家畜飼育数を通告する計画。EUでは環境規制とし二〇一二年までに、鶏や牛に限らず広範囲に環境規制を実施。
 ブロイラーでは、既に実施中だ。鶏小屋の建築は、逐次指導を仰いでいる。ブラジルでは一平方米の鶏の理想的な飼育数は三三キロ、EUの許容範囲は三九キロ以内。
 壁は空気の流通をよくするため金網と規定。鶏処理場へ運ぶ鶏かごや運転法、鶏の捕縛法にも、規制がある。処理場には衛生規制のほか数々の環境規制が設けられた。

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