ロベルト・ノリオ学校山内和子校長の実母で、憩の園のボランティア教師を8年間務めた池森敏子さんが6日午前9時ごろ、老衰のためサンパウロ市タトゥアペ区の自宅で亡くなった。享年100。
14年2月4日、大阪生まれ。16歳でサンパウロ州セッチ・バーラスに家族移住し、洋裁に励んだ。夫は広島県人会会長を務めた池森春三さん(故人)で、旧ブラジル公認日本語学校連合(日学連)の理事長も務め、日本語教育に寄与した。
長女の和子さんはロベルト・ノリオ学校の校長で、孫のルイス剛さんは力士として日本で活躍。学生横綱となりブラジル日系人初の関取となった(四股名は隆濤)。
100歳の誕生日会には、日本から駆け付けた孫ら、親族を中心に約100人が集った。池森さんの葬儀は6日に行われた。初七日法要は13日午前10時から西本願寺(Rua Changua, 108, Saude)で行われる。
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