ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

サンパウロ州=自然林条例を発令=外来種利用や賃借容認

ニッケイ新聞 2009年1月24日付け

 ダヴォス会議の創案者クラウス・シュワッブ氏は二十一日、〇九年のダヴォス経済フォーラムは世界経済の病院となり、ブラジルも病人として入院すると発表したことを二十二日付けエスタード紙が報じた。
 南米地域の大量解雇はまだ数カ月続き、経済の落ち込みはさらに深刻化するという。処方箋は二十八日、スイスのダヴォスで始まる経済フォーラムで発表される。
 他の国に比べてブラジルは軽い方だが、痛みは伴う。作家トーマス・マンによって「癒しの山脈」と紹介されたダヴォスは、病を癒すには最適の場所だと同氏は述べた。
 〇九年のブラジルに関する見通しは、景気減速。一〇年は不確定時代で、経済ばかりでなく政治も揺さぶられ、軌道修正が求められる。
 今年はロウセフ官房長官が出席し、PAC(経済活性化計画)を発表し、世界の投資家から資金調達を行うほか、アモリン外相も、「保護主義のリスク」と題した講演を行う。
 またドーハ・ラウンド(多国間交渉)の今後について、関係者が協議する場もある。

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