ニッケイ新聞 2009年1月21日付け
二十日にあった『日本語ふれあいセミナー』開講式で、「アプロベイタして、それぞれの人生のドラマを描くのに生かして欲しい」との谷広海理事長の言葉に深く頷くOBの海藤洋平さん(22、二世)。二〇〇二、〇三年と同セミナーに参加し、今でも年に数回は集まるほどの友情が生まれ、「人生が変わった」と絶賛。聞けば、恋人とも同セミナーで出会ったらしく、出会いの場としてもアプロベイタ!?
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「やれるとこまでやるしかない」。「最後に資材高騰の壁」(八日付け本紙六面)で報じた千葉県人会館建設。十九日現在、まだ予算の目処は立っていないが、原島義弘会長は冒頭のように答え、最後までやり遂げる意志を見せた。現在屋根の取り付けに取り掛かっており、完成は二月末に延期となる見込み。今後電気配線など最も資金のかかる作業に入る。奮闘する同県人会に寄付希望者がいたら、原島会長(11・5012・3379)まで連絡を。
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ブラジル人が多く住むことで知られる愛知県豊田市の県営保見団地(一千三百五十戸)。入居を制限しようとする県と新居を希望する外国人との間に確執が生まれている。共同通信によれば、現在三百八十戸の空室があるが、外国人に開放されるのは、二十一戸のみ。不況になる前も制限はあり、「外国人が多くなると、生活習慣の違いからトラブルが起きる可能性がある」と説明する県に対し、外国人支援団体は四百五十人の署名を集め、提出したという。