ニッケイ新聞 2008年12月30日付け
大晦日恒例のレーヴェイロンは各市毎に企画が立てられ、準備が進んでいる。サンパウロ市の場合、メイン会場のパウリスタ大通りは、マラソンのサンシルヴェストレに合せ、朝一〇時から閉鎖されるので、周辺の迂回路などの確認が必要。大晦日~元旦のサンパウロ市地下鉄は終夜運行。サンパウロ州都電七、八、一〇、一一、一二号線も元旦二時までは二〇分間隔で通常通り運行される。
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二十八日フォーリャ・サイトによると、休暇明けの一月は、カーニバル明けに次いで車の窃盗が多いという。サンパウロ州での過去二年間の車泥、車強盗は、十二月が平均一四八件で、一月は二〇五件。サンパウロ州の車の窃盗発生率は全国平均の二倍で、昼食時や帰宅時に事件多発。また、サンパウロ市パライゾ地区オズワルド・ゴグリアノ広場周辺では、パウリスタ地区に抜ける女性の車を狙う強盗が連日発生している。信号待ちの車の窓ガラスを割り、バックなどを盗むもので、歩行者が襲われた例もあるので、注意が必要だ。
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年が明ければ、カーニバルの楽の音が一段と高くなるブラジル。〇九年のサンパウロ市では、特別グループのサンバ・パレードが二月の二十、二十一日に予定されており、入場券も売り出されている。アルキバンカーダは四〇~一五〇レアル、四人用のメーザ・デ・ピスタが七〇〇~一六〇〇レアル、カデイラ・デ・ピスタが一四〇~三四〇レアルの他、カマロッテ一〇人用が八七〇〇~一万八〇〇〇レアル、同二〇人用が二万~三万八四〇〇レアル。購入は、パカエンブーとモルンビーの競技場ならびにイビラプエラ体育館で月~土曜日の一一~一七時。入場券の購入は、www.ingressofacil.com.brでも可能。問合せは011―2162―7250へ。