ニッケイ新聞 2008年12月27日付け
ADESC(ブラジル農協婦人部連合会)が初めて制作したという二〇〇九年カレンダーを頂いた。卓上サイズで、「ADESCの仲間たち」と書かれた表紙をめくってゆくと、お揃いの赤いエプロンを着た各支部の女性たちの溌剌とした笑顔が眩しい。
美味しい手料理・加工品のファンも多いのではないだろうか。人々に幸せを届けるだけでなく、メンバーもやりがいを心から感じているようだから気持ち良い。「旦那より活躍している人もいる」そうだから、頼もしいことこの上ない。
その活動の強みは、地域に根付いた独自の販売ルートを持ち、楽しみながら周りを巻き込んでゆくことが上手なことだろう。
健康で美味しく食べられるというのが人間の一番の幸せだ。その喜びを感じさせてくれるADESCの活動に、来年も期待したい。 (親)