ニッケイ新聞 2008年12月19日付け
日伯友好病院(別府オズワルド院長)は九、十の両日、同パルケ・ノーボ・ムンド区にあるファベーラ七カ所に住む十二歳までの子供千四百人に対して、慈善クリスマス会を開いた。
同病院は、約四年前からクリスマスと子供の日に福祉活動として実施している。また、一九九四年からファベーラ住民向けに診療所を設け、毎日無料で健康診断と歯科検診を行っている。
会場となったノッサ・セニョーラ・アパレシーダ・ダ・ボア・ビアージェン教会は子供と母親で溢れ、外にも長蛇の列が並んでいた。
同病院関係者やボランティアの十五人によってハンバーガーや飲物、菓子が子供らに振舞われた。またステージ上にピエロやサンタクロースが登場し、一人ずつクリスマスの贈り物を手渡し、子供たちを喜ばせていた。