ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

エクアドル政府=モラトリアムを宣言=旧政権の違法債務を拒絶

ニッケイ新聞 2008年12月17日付け

 エクアドルのコレア大統領は十五日、外債に対するモラトリアム(債務不履行)を宣言する意向と十三日付けフォーリャ紙が報じた。社会開発銀行(BNDES)融資の十二月末日分の支払は、同宣言の対象に入らないとしている。
 同政府は十五日決済予定であった二〇一二年債の三千百万ドルの利払い停止を決めた。
 他に外貨建て融資百億ドルの四〇%に当たるグローバル債は、旧政権によって締結された違法取引なので。モラトリアムの対象になると同大統領が発言。
 同国が発行した五億一千万ドルの二〇一二年償還グローバル債は、モラトリアム宣言の直後、〇・九七ドルから〇・二三ドルへ下落した。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button