ニッケイ新聞 2008年12月16日付け
サンパウロ州交通局は十三日、クンビッカ空港行き鉄道の入札準備を終了し、セーラサンパウロ州知事の認証待ちにあることを十四日付けヴァロール紙が報じた。変更となったのは、従来二十八レアルとした乗車賃を三十五レアルに値上げしたこと。
入札は三十五レアル以上の乗車賃から始まり、最高額で入札した企業が落札する。上限はエアポート・バス料金と同額。サンパウロ市都心とグアルーリョス国際空港を二十分で結ぶ。詳細な条件は公募に明記される。
政府の予測では、鉄道の利用者は空港へ行く人の一五%で、当初一日当たり一万九千人。第三ターミナル完成の一一年は、四万二千人と予想している。