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車両乗り入れ規制=市が標識を設置へ=知らない間に次々罰金を科す

ニッケイ新聞 2008年12月12日付け

 財務局第十法廷は十日、サンパウロ市役所に対し、自動車の乗り入れ規制を実施している街路に、標識を六カ月以内に設置するように指令と十一日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。
 履行しない場合は、市に対し、一街路につき一日一万レアルの罰金を科すという。指令通りに標識を作ると、一万個作製する必要がある。初回通告は即時実行の義務がないことで、市は直ちに控訴手続きを行った。
 自動車の所有者は、判然としない規制街路と乗り入れ違反で罰金通知書を受け取り辟易としている。規制街路に住む人も車庫から自動車を出すと、罰金を科せられる。標識の設置は、連邦令にも明記されているが、これまで市は同令を守らなかった。