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露天商が合法化へ=税金を払えば立派な経営者

ニッケイ新聞 2008年12月12日付け

 下院は十日、法令〇二・〇七号の補足令「露天商合法化案」を満場一致で承認と十一日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。これで全国の超零細個人経営者や仕立て人、靴職人、マニキュア、床屋、木工人、鉛管工、塗装人、ポップコーンやホットドッグ売りなど一千万人が日の目を見ることになる。
 同法が適用されるのは、年間所得三万六千レアル(月平均三千レアル)以下の経営者とされる。同該当者は、サンパウロ州だけで三百万人いる。同令の発効は、〇九年七月一日。
 法令によればノッタ・フィスカルの発行も州当局への登録も不要。ただし、毎月、税金を払うこと。ICMSが一レアル、またはISSが五レアル。INSSが四五・六五レアル。この領収書が合法化の根拠になる。

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