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仏教連合会=43年つづく年末助け合い=福祉9団体に計2万レ寄付

ニッケイ新聞 2008年12月12日付け

 ブラジル仏教連合会(松峯慈晄理事長)、釈尊讃迎会(加納マサミ会長)、仏教婦人連盟(山下明子会長)は八日、サンパウロ日伯援護協会五施設とこどものその、救済会憩の園、希望の家、パラナ老人福祉和順会の九団体に対して合計約二万レアルを寄付した。
 同連合会ができた四十三年前当時から「年末の助け合い運動」として続く寄付活動。各施設の必要品の不一致を理由に、二年前から日用品や食料品でなく、集めた募金を寄付するようになっている。
 同日援協への寄付贈呈式が行なわれ、松峯理事長(西本願寺総長)と加納釈尊讃迎会会長、山下仏教婦人連盟会長らが文協ビルの事務局を訪問。坂和三郎、尾西貞夫両副会長、具志堅茂信事務局長、笠原定尚事務局次長らが迎えた。
 尾西副会長は、「各施設の経営が大変な中、長年このようにして寄付をしていただき、大変感謝しております」と謝辞。
 松峯理事長は、「少しでも役に立てて頂ければ幸い」と述べた。