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セーラサンパウロ州知事=地下鉄六号線を発表=N・Cとブラジランジアへ分岐

ニッケイ新聞 2008年12月9日付け

 セーラサンパウロ州知事は四日、地下鉄(オレンジ)サンジョアキン~フレゲジア・ド・オー間の六号線をサンパウロ市最北端のブラジランジアとノーヴァ・カショエリニャを結ぶ分岐線へ延長する計画を発表と五日付けフォーリャ紙が報じた。
 六号線は総工費二十億レアル、全長十八・四キロメートル、十七カ所の駅ができる。工事開始は二〇一〇年、開通は二〇一二年の予定。資金はブラジル銀行へ売却したノッサ・カイシャの売上金を充当する。
 州政府としては、ノッサ・カイシャと地下鉄を交換することになる。メトロポリタン公社の計算では、同沿線の乗客十五万人が通勤に毎日利用する。ノーヴァ・カショエリニャへの地下鉄架設は、マルタ元市長の選挙公約でもあった。