ニッケイ新聞 2008年12月4日付け
予算管理局(CGU)は十月三十一日、政府関係の委託業務で不正入札や公金横領、契約事項の未履行などの事件を引き起こした企業ブラック・リストを公表することを決定と一日付けヴァロール紙が報じた。
同リストに記載された企業の再起用を避けるよう政府が、州や市にも勧告した。記載企業は、サンパウロ州だけで約千社。バイア州が四百九十一社ある。
企業が名誉回復を望むなら、裁判所へ記載削除の手続きをする必要がある。犯罪が立件された場合は、刑の終了を待たねばならない。国庫に対して損害をもたらした場合は、弁償させられる。