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広島市の土砂災害の捜索活動現場の様子(8月24日午後、広島市安佐南区八木、共同)
広島市の土砂災害の捜索活動現場の様子(8月24日午後、広島市安佐南区八木、共同)

広島土砂災害に口座開設=義捐金キャンペーン開始=「コロニアからの支援を」

 死者73人を出した広島の土砂災害から、10日で3週間がたつ。未だ100人余りが避難所生活を余儀なくされる厳しい状況が続いている。そんな広島市に対し、コロニアから義捐金を送ろうと、広島県人会が中心となって特別口座を開設し、ブラジル都道府県人会連合会、ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会、日伯文化連盟が協力して義捐金キャンペーンを始めた。
 広島県人会の大西博巳会長は、「広島ではまだひどい状況が続いている。あらゆる形での支援が必要だが、遠く離れた我々にできることは何といっても義捐金を送ること。ぜひ協力をお願いしたい。母県、祖国への思いを届けてほしい」と呼びかけている。
 義捐金用の特別口座はサンタンデール銀行ガルボン・ブエノ支店(Agencia 4551 )の名義「CENTRO CULTURAL HIROSHIMA DO BRASIL」、口座番号「4551―130036673」まで。また、銀行振り込み以外にも「広島県人会に直接持ってきても構いません」と大西会長は呼びかけた。詳しくは同県人会(11・3207・5476)まで。