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コーヒー=最大生産国が輸入=ブラジルは国産と舶来の戦場

ニッケイ新聞 2008年11月26日付け

 コーヒー焙煎業者協会(Abic)は二十二日、ペルナンブッコ州ポルト・デ・ガリニャスでコーヒー輸入会議を開いたと二十五日付けフォーリャ紙が報じた。世界最大のコーヒー生産国のコーヒー輸入は、生産者と焙煎業者の間でいつも争いを引き起こす。
 焙煎業者は、ブラジルが付加価値の高いコーヒーで電車に乗り遅れているという。ブラジル市場が、国産コーヒーと舶来コーヒーの戦場となっている。市場開放が進む現在、双方の製品侵入はやむを得ないらしい。
 ブラジルは未加工コーヒーが輸入禁止なので、ブレンド・コーヒー(混合)で輸入される。ブレンド・コーヒーは、ブラジル・コーヒーに中米やその他のコーヒーを混ぜたもの。
 コーヒー輸入阻止は、ブラジル焙煎業者の海外進出を妨げるようだ。