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ポンペイア=斉藤大将、故郷に錦飾る=ジャクト前に戦闘機誇らしく

ニッケイ新聞 2008年11月25日付け

 サンパウロ州ポンペイアの空の守り神―!? 斉藤準一空軍大将が古里に故郷に錦を飾った。ブラジル日本移民百周年、ポンペイア市制八十年、ジャクト社創立六十周年を記念し、同市に寄贈した空軍戦闘機「AT26シャヴァンテ」が、農機具メーカーJACTO前の西村俊治大通りにお目見えした。
 七メートルの鉄柱の上に据えられたシャヴァンテの前では、二十二日午前十一時から式典が開かれ、ジャクト創立者西村俊治さんほか、近隣都市の政府関係者らが出席。会場となった大通りは、新しい市の名物を喜ぶ市民で一杯になった。
 西村農工学校の卒業生でもあるアルヴァロ・ジャヌアリオ市長と固い握手を交わした斉藤大将は、「古里であるポンペイアに空軍機のモニュメントを建設することができ、嬉しい」とあいさつ、感慨深げな表情を見せていた。
 式典後は、JACTOで祝賀昼食会が開かれ、出席者らは、斉藤大将や西村さんを囲み、歓談を楽しんでいた。