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アラクルース=関連会社にしわ寄せ=金融取引損で大量解雇へ
ニッケイ新聞 2008年11月11日付け
エスピリット・サント州に本拠を置く、パルプ・セルロース最大手のアラクルース社は金融派生商品で損害を被ったため、銀行や投資家の投資計画が打ち切られた。そのため、原料を同社に納める関連会社で人員整理が始まったと五日付けヴァロール紙が報じた。
ミナス州都ベロ・オリゾンテ市にあるプランタル社は、三十万ヘクタールの植林と保全を請け負う下請け企業だ。そこで就労している一千人のうち七百五十人を解雇する予定になっており、そのうちの三百人にはすでに解雇通知が出された。
苗栽培に就労する女性労働者四百五十人も、五十人を残して解雇される予定だ。女性らは文盲で、アラクルース材木産業労働組合のダビ・ゴメス会長は「彼女らの再就職は困難だ」と悲観している。