ニッケイ新聞 2008年11月11日付け
八日文協大講堂で開かれた「雪村いづみVS沢竜二&宝塚OG 汗と感動のグランドステージ」。午前のステージ後、石崎矩之さん(元アナウンサー)が舞台に登場、花束を手渡した。石崎さんは、先月「サンパウロ国際映画祭」で来伯した岡本喜八監督の未亡人、みね子さんの知り合い。その際、雪村さん宛てのメッセージを託された。五十四年前、雪村さんのヒット曲「ブルーカナリア」のレコードを持ってアマゾンに入植、手回しの蓄音機で聞いたという石崎さん。「一メートル以内で雪村さんに会えるとは」と大感激。
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先日、サントスで取材。天気も良かったこともあり、取材後に太陽と潮風に当たりに海岸に。今年六月、皇太子殿下が落成式に出席、海に突き出した独特の造形美で威容を誇る大竹富江さんのモニュメント。近くまで歩を進めると、周辺の公園はまだ工事中。関係者に聞けば、「十二月中旬には終わるよ」とのこと。サンヴィセンテの山にあるオスカル・ニーマイヤーのモニュメントも見え、新しい名所になると見られている公園は大晦日、花火を楽しむ大勢の人で賑わうのだろう。
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今月六日付けデイリースポーツによると、元プロレスラー、アントニオ猪木さんが総合格闘技の転身を表明した柔道家・石井慧選手(北京五輪金メダリスト)にブラジル修行を薦めたという。「ブラジルだったら道場を紹介してもいい。若いうちに体感しないと」と激励。強い精神力と鋼のような肉体を、少年期に過ごしたブラジルのファゼンダで培ったという猪木さん。石井選手も道場だけでなく、農場でトレーニングしてみたら!?
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共同通信によると、日航(JAL)が来年二月から名古屋―松山や名古屋―福岡などの路線に投入するブラジル製小型ジェット機エンブラエル170(七十六人乗り)の一号機が、このほど日本に到着した。ブラジルのジェット旅客機が日本の空を飛ぶのは初めて。日航は十機購入し、羽田空港に四本目の滑走路が完成する二〇一〇年秋には羽田と地方を結ぶ路線で運航する計画。エンブラエル170や同じ系列の機体は〇四年のデビュー後、ノースウエスト(米)など世界三十四カ国の航空会社が約四百五十機を運航している。