ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

ゴルフ場=観光地の必須条件に=景勝地見学より儲かる

 ブラジルの人口は一億九千万人で、そのうち二万五千人がゴルフ人口と五日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。ゴルフはいまや観光ルートの定番となり、ゴルフ・ツアーで三百億ドルを稼いでいる。
 ゴルフ場は、観光地で錨の役目を果たす。北東伯四州の観光地では、欧米の観光客を迎えるのにゴルフ場は必須条件となっている。外国人観光客は景勝地見学よりも、ゴルフに金を落とす。
 ゴルフ産業がブラジルに定着した。ゴルフ場も上中下の三階級に類別され、無料から平日六十レアル、二百五十レアルとある。週末や祭日は、割増料金になる。
 ブラジルのゴルフは、まだ揺籃期にある。経済危機で揺れる亜国でさえ、ゴルフ場は二百八十九カ所あり、ゴルフ人口は十万人もいる。ゴルフが金持ちの娯楽になっている日本は、千三百万人が興じ、ビジネスの場所になっている。

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