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ナタルのプレゼントは文協で=福祉団体支援の「慈善バザー」=8日から

ニッケイ新聞 2008年11月6日付け

 リベルダーデの文協ビル(Rua Sao Joaquim,381)で、第一回「慈善バザー」が八、九日、十二月六、七、二十、二十一日の六日間にわたり開催される。県連イベント広報担当の山内エリカさんと山内雪美さんが主催し、利益は日系福祉団体のやすらぎホーム、希望の家福祉協会、こどものその、救済会「憩の園」と、マルタ・クボヤマこども癌センターに寄付される。
 日系福祉団体などでボランティア活動をしている実行委員長の山内エリカさんは、「クリスマスから正月にかけて家庭の出費が続く時期は、寄付金を運営に充てている福祉団体などは資金不足になりがち。何か良い方法はないかと考えた」と同バザーを開催するに至った経緯を話し、多くの人が福祉団体に目を向けるきっかけになればとの願いも込める。
 一般的なバザーと趣向を変えて、第一回目の今回はクリスマスに焦点を当てている。バザリスタの店が約二十から三十軒ならび、クリスマスプレゼント用の商品、ツリーやサンタクロースの飾り物などのクリスマス用品や装飾品、アクセサリー、手工芸品、衣類などが特別価格で販売される。
 エリカさんは、「福祉団体の活動を盛り上げていきたい」とし、「渋滞や人ごみのストレスを避けてクリスマスの買い物を文協でしませんか」と呼びかけている。また今後、母の日や恋人の日にも開催を計画中という。
 同バザーは文協、やすらぎホーム、希望の家、こどものその、憩の園、県連の協力。十一月は同ビル貴賓室で、十二月は十三・十四号会議室で、午前十時半から午後七時まで開催される。
 主催者ではまた、来場者に古着や玩具、一キロの保存可能な食料の持参を呼びかけており、後日利益と一緒に福祉団体に寄付される。
 問い合わせは、電話(11・9886・3125)又は、サイト(www.bazardobem.com.br)まで。