ニッケイ新聞 2008年11月4日付け
モジ・ダス・クルーゼス市コクエラ区(モジ・サレゾポリス街道9・5キロ)で八、九両日、農産展を兼ねた「第十八回ふるさと祭り」が開かれる。コクエラ日本人会(農業者協会、木本照親会長)主催。
毎年二日間で約三万人が来場する同祭り。前身の「桃祭り」から数えて三十八年目となる今年は、「ありがとうブラジル」をテーマに開催される。
会場の入り口正面に笠戸丸をイメージした模型を設置。モジ全体の日系農家による野菜、果物、花、卵などの品評会や販売が行われるほか、同婦人部自慢の焼きそば、うどんなども味わえる。
両日とも、YOSAKOIソーラン、盆踊り、ヒップホップダンス、琉球太鼓演奏、カラオケなど多彩な芸能プログラムが用意されている。また、八日午後九時から約二十分間、花火が打ち上げられ、それを楽しみに来る客も多いという。
木本会長、坂田正雄顧問、渋谷仁副総務の三氏が先月三十日、案内のため来社。「モジに縁のある人もそうでない人も、里帰りの気分で遊びにきて」と多くの来場を呼びかけた。
八日は午前十時から開会式、午後九時に打ち上げ花火。十一日は午前十時半から午後八時まで。問い合わせは、同会館のエレーナさん=11・4792・2008まで(午後のみ)。