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長野県人会=北パラナ支部が親睦会=県歌歌い、母県を想う

参加者で記念撮影

参加者で記念撮影

 長野県人会北パラナ支部(木村保支部長)が7月20日、毎年恒例の親睦会をロンドリーナ市のインテグラーダ農協で開催し、会員やその家族約80人が集まった。
 木村会長によれば、同支部も他県人会と同様高齢者が多く、会員は年々減少、会費を払っているのは30人程度という。毎年7月に行う親睦会と、80歳以上の高齢者を祝う敬老会だけが今も続いている。
 今年も「皆で集まると必ず歌う」という県歌を斉唱し、シュラスコ、持ち寄った食事を食べながら親睦を深め、ビンゴなどで楽しんだ。
 同会長は「研修、留学制度は続いているが、若い人は年に一回の親睦会にも参加しない。日本のこと、長野のことを知ってもらい、繋がりを保ちたい。それに尽きる」と母県への想いを吐露し、「なかなか人が集まらないので新しいイベントはできないが、親睦会はできるだけ続けていきたい」と話した。