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サンパウロ市が発行手続きを変更=60歳以上の人のビリェッテ

 【既報関連】サンパウロ市の地下鉄やバス、ロタソンを利用するためのビリェッテ・ウニコの内、60歳以上の人を対象とするビリェッテの発行手続きなどが変更された。
 SPトランスのサイトによると、高齢者向けのビリェッテの申請は60歳の誕生日の3カ月前から始める事が出来る。申請には、写真付の身分証明書と納税番号(CPF、身分証明書に番号が記載されてない場合)、居住地証明(6カ月以内の電気や電話、ガスなどの請求書)、3×4の写真1枚、連絡をとるための電話番号が必要だ。
 申請はSPトランスが指定する窓口に持参するか郵送するかの2通りが可能で、窓口に行く場合は各書類のオリジナルと普通のコピー、写真を持参。郵送の場合は身分証明書と納税番号の認証付きコピー、居住地証明は普通のコピーを用意し、写真と共にCaixa Postal 77075 – CEP:01014-970へ送る。
 申請したビリェッテは20日以内に郵送されて来る事になっており、1年毎の更新は不要となった。
 また、以前は地下鉄やCPTMを利用するには別のビリェッテを申請する必要があったが、現在のビリェッテは地下鉄やCPTMにも使える。
 ビリェッテを紛失したり盗まれたりした時は、156に電話してキャンセルすれば20日以内に新しいものが送られてくる。高齢者用のビリェッテ利用時は自動的に写真が撮られており、本人以外の人が利用した事が判明した時は自動的にキャンセルされる。