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刊行物「国境地帯」

ニッケイ新聞 2008年10月25日付け

 文芸同人誌「国境地帯」(第二十号、編集・発行者=菅沼東洋司さん)が発行された。前山隆さんの「自伝的回想・文化人類学入門私記」第五回(百二十枚)、評論「文学と人類学との談合」が掲載され、節目の二十号にふさわしい百十頁の〃厚み〃を加えている。
 創作は「奇妙なアルバイト」(西まさる)、それ以外に、エッセー「ブラジル日系文学がやっと」(藤井里子)、コント「猫の品格」(富岡絹子)、随筆「移民の住居」(神林義明)ほか、書評も掲載されている。