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金融危機=予想以上の重体か=ドル変動は米大統領選まで
ニッケイ新聞 2008年10月11日付け
サンパウロ市証券取引所は十日午後三時半現在、株価指数が九・一八%下がった。世界同時安で株式市場が溶解している感じだ。ブッシュ米大統領がG7に緊急会議の開催を呼びかけたのは、病気が予想以上に重体であることを暗示と十日エスタード・サイトが報じた。
腹が痛くて、医者へ行ったとする。最初は鎮痛剤をくれる。次は麻酔を打つ。その次はモルヒネ。そして最後は、麻薬だ。一体、病状はどうなっているのか。快方へ向っているのか、それとも死を先延ばししているだけなのか。
ドル高騰は国外の債務決済と流通量激減の他に、金融危機が予想以上に長引くことを想定し、大手銀行は万が一のため必要以上にドル通貨を買いだめしているらしい。ドル高は、相乗効果も多分にあるようだ。
庶民にとっての関心は、ドル高騰と給料の目減り。為替関係者の見方では、米大統領選挙が終わるまで二レアル前後を往来する。その後は、下がると予想している。