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エクアドル=オ社は万事了解表明=コ大統領発言は変化なし

ニッケイ新聞 2008年10月3日付け

 ゼネコンのオデブレヒトは十月一日、発電所問題はエクアドル政府の要求事項を全て受け入れることで同社の営業継続が合意に至ったと発表したことを十月二日付けエスタード紙が報じた。
 同社は、単なる発電機の故障で問題はないという。しかし、エクアドルは軍隊を発電所に駐屯させ、同社役員は大使公邸に足止めさせている。
 マナウスから帰国したコレア大統領は「エクアドルは要求するだけで、合意することは何もない」と発言。憲法改正の確定後、オデブレヒトの追放を決めるという。
 国際機関が立会い検査を行い、どこにミスがあったかを明らかにする。オデブレヒトのミスが検査で解明されたら、賠償や罰金を払うと同社は言明。同社はエクアドルの設計ミスや完工期限の前倒し要求が、トラブルの原因だと指摘。

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