ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
ボリビア内紛=知事の亡命拒否か=思想的弾圧が政治亡命条件
ニッケイ新聞 2008年9月20日付け
ルーラ大統領は十八日、ボリビアへの内政不干渉を建前とし、野党の指導者でパンド県のフェルナンデス知事に政治亡命を容認しない外交方針を示唆と十九日付けエスタード紙が報じた。
同知事の親族が十四日、コビハの伯領事館に同知事の政治亡命を申請した。伯外務省へ十五日、同通知があった。
同知事の拘束はモラレス大統領の独断で決められたことで、南米連合(Unasul)が、モラレス強権政治の支持に難色を示した。
外務省は同知事の拘束が、法律に定められた知事の不罰特権も議会承認も無視した違法的措置であると知っている。同知事の人身保護令申請も、拒否された。
ボリビアは法律よりも権力者の意見が先行し、手を差し伸べるのは時期尚早という見方が強い。大統領の政治亡命認識は、思想的弾圧があるときにのみ容認という。