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チエテ沿道10車線へ=渋滞12%減、走行時間40%減
ニッケイ新聞 2008年9月18日付け
サンパウロ州政府は十六日、民間企業の協力で二〇〇九年からマルジナル・チエテを現在の四車線から十車線に増数する計画を発表したと、十七日付けエスタード紙が報じた。
二〇〇九年は、AV・ド・エスタードからタツアペー陸橋までの十五キロメートル。二〇一〇年は、ヅットラ街道入り口からアイルトン・セナ街道までの四キロメートル。全長二十四・五キロに官民合同で総工費十億レアルをかける予定。
これだけで渋滞を一二%解消でき、走行時間を四〇%節約。事故は、五〇%減ると見ている。車線の幅は、狭くなる。フリー・ゾーンは、最低限に抑え廃止する。一部は民間団体の地所を接収することになる。
チエテ川の上に高架道路を建設する案もあったが、廃案になった。