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百周年=江戸糸あやつり人形来伯=喜劇、曲芸と9都市公演=20日から

ニッケイ新聞 2008年9月16日付け

 日本ブラジル交流年事業の一環として「二〇〇八年江戸糸あやつり人形企画ブラジル公演演芸団」が十九日に来伯し、二十日午後二時からの宮城県人会(Rua Fagun des,152)での公演を皮切りに、サンパウロ州、パラナ州の九都市で公演会を開催する。入場無料。
 「江戸糸あやつり人形」を演じる上條充さんは三度目の来伯。今回、「だるま食堂」「江戸太神楽」と一緒に公演会を行う。
 「だるま食堂」は現代版笑いの寸劇。女性三人が〃大胆かつ挑発的〃に舞台上でコントを繰り広げる。「江戸糸あやつり人形」は日本古来の繊細で豊かな表情を生み出す人形劇の魅力を披露。「江戸太神楽」は、投げる、立てる、回すから意表のつく技を繰り出す曲芸が観客を楽しませる。
 松尾治百周年協会執行委員長が案内のために来社。「見る人を魅了する二時間公演になっているので、少しでも多くの人に見に来てください」と呼びかけた。
 公演日程は次の通り。二十日=宮城県人会、二十二日=イビウーナ、二十三=アチバイア、二十四日=グアタパラ、二十五日=カンピーナス、二十七日=クリチーバ、三十日=マリリア、十月二日=サンベルナルド・ド・カンポ(アルモニア学園)。
 詳細等は同協会(電話=11・3209・3875)、または各地の開催場所まで。