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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年9月12日付け

 神奈川県川崎市市民ミュージアムで日伯アーティストによる「ブラジル現代美術・デザイン展」が十三日から一カ月間開かれる。
 両国作家の緊密な交流から発案されており、十三日のオープニングには十人のブラジル人作家が駆けつける。ブラジル映画も紹介、フェスタなども催す多面的な企画となっている。
 ブラジル建築界の巨匠オスカー・ニーマイヤーとともに、ブラジルを代表する日系造形作家、大竹富江さんの紹介も行われることから、芸術を通した移民の歴史も伝える機会ともなりそうだ。
 先週末東京・代々木公園で「第三回ブラジル・フェスティバル」が開催され好評だったという。
 百年を機に多くの交流が生まれていることを嬉しく思うとともに、このようなイベントがこれからも続き、両国がさらに身近になることを願いたい。  (剛)