ニッケイ新聞 2008年9月5日付け
レストラン・コースのリンダ講師は、レストラン経営を志す人たちを一目見て、家や自動車、貯金を失い名前を汚して肩身の狭い思いをすると警告したことを、二日付けエスタード紙が報じた。
「料理や味付けに自信があっても、レストラン経営に失敗する。料理と経営の基本も知らないなら、レストランは諦めなさい」といって三分の二の人を去らせた。
レストラン経営といえば、多くの人が簡単に夢を描く。いざ開店すると夢は、悪夢となって経営者を悩ます。殆どの人は、レストラン経営の厳しさを知らない。先ず、開店して半年は維持費も出ない。使用人の給料や自分の家族を養う生活費は、用意しているか。
レストランは、科学的専門知識を要する分野だ。そこには、時代と文化、マーケティングがあることを理解すべきだとリンダ講師がいう。