ニッケイ新聞 2008年9月4日付け
ボベスパが過去三カ月、南北米証券取引所の中で累計二三・三%も下げ、最下位となった。
悪い順に見ると、ブラジルの次がペルーのIGBVLで二二・四%、アルゼンチンのMerval一九・四%、メキシコのPrecyCotiz一七・八%、米国のダウ・ジョーンズが八・七%の下げ。
サンパウロ市証券取引所は、八月に入ってさらに六・四%下げている。八月の最悪は、亜国で七・四%下げている。
ブラジル株が振るわなかったのは、世界を襲ったコモディティの暴落をもろに受けたペトロブラスとヴァーレ両社株のためと思われる。
良かった方では、ベネズエラが過去三カ月一七・四%、一年で七・四%上げた。チャベス大統領は、証券市場でも逆コースを走った。