ニッケイ新聞 2008年9月2日付け
一日から、携帯電話のオペレーター変更後も同じ番号を維持できるようになった。オペレーターの変更料金は四~七レアルで、オペレーターは五日以内に変更手続きを完了しなくてはならない。ただし、サンパウロ州では市外局番一四(バウルー市他)と一七(サンジョゼ・ド・リオ・プレット他)の地域以外は変更開始が遅れる。サンパウロ市での変更開始は〇八年三月か四月からというが、変更後は番号でオペレーターを知ることは不可能となる。
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サンパウロ州のセーラ知事が二十八日に、人が集まる閉鎖空間では葉巻や刻み煙草も含んだ喫煙を禁ずるとの条例を議会に提出。バールやホテル、一般の職場なども対象で、賛成派、反対派が論を戦わせている様子。宗教儀式で香を焚いたりするのはかまわないなどの記載もあるようだが、香を焚く習慣のある人は、ガンの罹患率が八倍になるとの研究報告もある。大気汚染のひどいサンパウロ市では、何もしなくとも一日三本の煙草を吸っているのと同じだともいうが。
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一日から、サンパウロ市のピニェイロス、ヴィラ・オリンピア、モエマの各地区では路上駐車のルールを変更。駐車や荷物の積み下ろしが禁じられたりした所もあるので、同地区を走る車は標識の変更に特に注意を。渋滞緩和を図るためとはいえ、駐車場料金の便乗値上げや、商店の売上低下などの影響も出そうだ。
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Sabespがリオ・クラーロ・システムの保守・清掃工事を行なうため、三日~四日にサンパウロ市東部のサポペンバ、サンマテウス、サンタエテウヴィーナ、シダーデ・チラデンテス各地区と、モジ、サントアンドレ、マウア、リベロン・ピーレスの各市で断水。四日中には回復するという。