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ニッケイ新聞 2008年8月14日付け

 百周年理事会で出た反省点として、皇太子殿下らが座られた中央ステージの向かい側にある特等席の多くが、式典直前までガラガラだったとの指摘があった。午後一時過ぎには満員になっていた特等席の両側から不平不満があがり、中には侵入を試みる人までいて会場整理要員と一悶着も起きた。この特等席は県人会関係の来賓席だった。重田委員長は「当日は昼過ぎまで海上自衛隊の歓迎会をやっていた県人会があり、式典ギリギリに入場したところが多かった」と説明。この日は県人会もてんやわんやの一日。こればっかりはしかたない、ようだ。
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 沖縄県人会カロン支部の記念誌発刊パーティーには、ちょうどサンパウロ市で開催中の国際日系スポーツ大会に参加していたボリビアの県系人ら二十人あまりも訪れていた。サンファン、オキナワ移住地から女子バレー、サッカーなどに参加したが、レベルの違いは大きかったようだ。ボリビアからブラジルに再移住し、カロンに移り住んだ人も多い。今回の対面が、新しい交流へのきっかけになれば。