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ACAL=五千枚の願い届け=七夕短冊を焚き上げ

ニッケイ新聞 2008年8月13日付け

 七月十二、十三日の両日、リベルダーデ広場で行われた百周年記念「第三十回七夕祭り」で飾られた短冊の御焚き上げが、三日昼頃から、池崎博文ACAL(リベルダーデ文化援護協会)会長がアチバイアに所有するカステーロで行われた。
 宮城県人会主催、ACAL協賛により行なわれ盛況を見せた今年の七夕。この日の御焚き上げは、同祭りに飾りつけられた短冊約五千枚の願いが叶うようにと実施された。
 渡部和夫文協評議員会長、矢野敬崇県連副会長、原田清弁護士、山内淳元文協会長、松尾治百周年記念協会執行委員長たちなど約三百人が訪れた。
 南米神宮の逢坂和男宮司による神事に続いて、来賓者が一人一人玉串を奉納。その後参加者全員が短冊を一つ一つ、焚き上げていった。終了後は昼食会が開かれ、参加者は楽しい一時を過ごした。
 昼食後には、来賓一同で、次の百年を目指した桜の記念植樹が行われた。
 池崎会長は「案内も出していないのに多くのひとが集まってくれて嬉かった」と喜び、「七夕を手伝ってくれた人や百周年に対して、お礼の気持ちで行った」と開催の意図を語った。