ニッケイ新聞 2008年8月9日付け
今月九日から五都市で開催される大学野球伝統の早慶戦。七日に来伯した選手たちは、時差ぼけや疲れた表情は一切見せずに、終止笑顔を見せていた。早稲田と慶應の選手は、食事はもちろん、話すのも別々の場所なのが気になったが、関係者によれば、日本からの飛行機でも両チームの選手は完全に分かれて座っているのだそう。
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前回一九九八年に行われた早慶戦では、ブラジル代表は早慶と五回試合をして、早稲田に二勝一敗、慶應に二勝〇敗と勝ち越し。しかし、ブラジル代表のオノ監督によると、ブラジル側は金属バットで、日本側は木製バットでかなりハンデがあったのだとか。今回は、お互いとも木製バットで試合が行われる。さて、今回はどうなるか、今から楽しみだ。
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百周年を記念したアパレシーダ大巡礼にはサンパウロ市のサンゴンサーロ教会から、バス五台を連ねて参加した。午前六時半、まだ真っ暗な中をバスは出発。聖母婦人会の山下光子さん(77、二世)=サウーデ在住=は「今回のミサは特別にキレイだった。合唱とか、教会の若い人たちは昨晩からアパレシーダに泊まり込みで準備していた。みんな本当に良くやったと思う」と感謝した。先日の慈善バザーでも若い世代がたくさん手伝っていた。次世代は着々と育っているようだ。